HISTORY 創業の軌跡
2012年の創業から、みなと台と若草のまちで住まいのお手伝いをしてきました。
はじまりは、自分が家を買ったときの戸惑いでした。
代表の田原が不動産の仕事に就く前の話です。はじめて住まいを買うとき、地元の不動産会社の扉を叩きました。担当してくれた方はとても丁寧で、気に入る住まいにも出会えました。
ところが、手続きが進むにつれて、担当の方は会社のほうばかりを見るようになりました。気持ちの向きが、こちらではなく会社に向いている。そう感じる場面が何度もありました。
これから始まる暮らしの相談をしたかったのに、担当の方が社内の事情と折り合いをつけている姿を見て、この仕事はもっと良くできるのではないかと思いました。
売る側の都合ではなく、住む人の都合から考える会社をつくる。2012年、千葉県みなと台市の小さな事務所から、ひろば不動産は始まりました。
社名の「ひろば」は、誰でも立ち寄れる広場のことです。買う人も売る人も、迷っている人も、気軽に相談できる場所でありたいという意味を込めています。
数を追わず、一件ずつ向き合うと決めました。
創業してしばらくは、紹介と近隣のお客さまだけで仕事をしていました。広告にお金をかける余裕がなかったからですが、結果として一件ずつ丁寧に向き合う進め方が身につきました。
早く決めていただくための言葉は使わない。迷っている方には、迷う理由を一緒に整理する。買わないほうがよいと思えば、そう申し上げる。この三つを最初の年に決めました。
遠回りに見える進め方ですが、お引渡しのあとにまたご相談をいただくことが増えました。ご家族やご友人をご紹介いただく機会も、年を追うごとに多くなりました。
2016年には新築分譲を扱う会社を、2020年には買取と再販を担う会社を設けました。売買仲介だけでは応えきれないご相談が出てきたためです。
いまはグループ3社で、みなと台市と若草市を中心にお手伝いをしています。扱う件数は多くありませんが、そのぶん一件ずつに時間をかけています。
地域を歩いて覚えたことが、いちばんの資料です。
物件の資料に書いてあることは、どの会社でも同じように調べられます。違いが出るのは、その土地を実際に歩いて知っていることのほうです。
朝の通学路の混み具合、夕方の日当たり、坂の勾配、近くのスーパーの品ぞろえ。数字にならないことほど、住み始めてからの満足につながります。
担当者は、担当する地域を自分の足で回ります。新しく入った社員にも、まずは半年かけて地域を歩いてもらいます。近道はありません。
おかげで、図面だけでは分からないご提案ができるようになりました。ご希望の学区に合わせて、まだ売り出されていない住まいをお探しすることもあります。
これからも、買ったあとの暮らしまで見ています。
お引渡しは終わりではなく始まりです。住み始めてからの困りごとにも、できる範囲でお応えしたいと考えています。
ここ数年は、中古の住まいを買ってご自分の暮らしに合わせて直す方が増えました。グループの流通会社がリノベーションの相談をお受けしています。
これから取り組みたいことは、次の三つです。
- 住まいの引渡し後の点検とご相談を、記録として残していくこと
- 空き家になりそうな住まいを、早い段階でご相談いただける窓口をつくること
- 地域の学校や自治会と一緒に、住まいの学びの場を開くこと
どれも時間のかかることですが、地域に根を下ろした会社だからできることだと思っています。
FEATURES ひろば不動産の 3つのこだわり
物件へのこだわり
扱うのは、自分たちで見た住まいだけ
お客さまに向き合う時間を増やしたいから
不動産の取引には多くの関係先が関わり、そのぶん調整に時間がかかります。件数を追うと、その調整だけで一日が終わってしまい、お客さまと話す時間が残りません。
そこで私たちは、担当者が実際に現地を見て、状態を確かめた住まいだけを扱うことにしました。数は増えませんが、ご質問にはその場でお答えできます。
説明へのこだわり
気になるところを先にお伝えします
あとから知るのがいちばん困るから
住まいには、良いところも気になるところもあります。気になるところを伏せたまま話を進めると、決めたあとで後悔につながります。
私たちは、隣地との境界、過去の修繕、日当たりや音など、判断に関わることを先にお伝えします。そのうえで、対処の方法と費用の目安もあわせてご説明します。
地域へのこだわり
歩いて知ったことをお伝えします
資料に載らないことが暮らしを決めるから
担当者は受け持つ地域を自分の足で回り、通学路、買い物の道、夕方の人通りまで見ています。数字にならないことほど、住み始めてからの満足につながります。
ご希望の学区や、ご家族の通勤の経路にあわせて、まだ売り出されていない住まいをお探しすることもあります。地域に長くいる会社だからできることです。